3月31日、アメリカの工場が生産中止、全ての従業員が給料保証もなく自宅待機に追い込まれたようだ。今まで人ごとと思っていたが、遠からずヒタヒタと私の足元にも迫ってきているのを感じる。

そんな不安を抱えながらスーパーで少し買い溜めをしようと買い出しに出かけるもあまりない。でも一人なので何とか食いつなげれるだけの食料は確保出来た(と言っても4日分くらい)。

不安が大きいと嫁さんと一緒にたころのことを思い出してしまう。結婚して直ぐに会社の合併があり、そして東日本大震災がありと波乱で2人して頑張ろうと励まし合ったものだ。そんな愛する人はいなくなり、分かち合える人もいない。改めて愛し合っている人と離れてはいけないと感じた。孤独な世界、嫁さんを探しひとり彷徨っている。

今日は嫁さんが残してくれたバカラのグラスで焼酎をロックで飲んでいる。ダイニングテーブルの前、楽しそうにしている嫁さんを想像しながらグラスを傾けて「ありがとう」「お疲れ様」と現実逃避、飲んだくれている。ゴメンね、ダメな旦那だな。この世に生きている限り永遠ということはないだろうが、嫁さんとの日々は永遠であって欲しかった。

皆さんが不安を抱えながらの生活が続いている。それでなくても死別した人達は寄り添える人、支え合える人がいなく、不安定な生活を過ごされていると思う。1日でも早く安心して過ごせる日が訪れるとことを願っている。