先日、嫁さんが亡くなった悪性リンパ腫はびまん性かどうか聞かれて答えられなかったから改めて調べてみた。

嫁さんが最初に発症したのはSLE(全身性エリテマトーデス)だった。以下はネットからの抜粋です。

この病気は、英語でsystemic lupus erythematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所、臓器に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの内臓のさまざまな症状が一度に、あるいは経過とともに起こってきます。その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。

昨年の10月に入院してしたときも最初はSLEの治療で入院、高熱があり首のところにシコリがあると訴えたことから生検し、形質芽球性リンパ腫と診断を受けるまでいつもの入院と思っていた。この診断が下ってからは物事が早く過ぎていく。確定診断を待っていたら1、2週間しか命が持たない。治療を直ぐに始めたが形質芽球性リンパ腫は、非常に侵攻性の高い大細胞型B細胞非ホジキンリンパ腫の一種で、標準治療など効きませんでした(びまん性だった)。

血液内科の担当医の話では緩和ケアへ移動したら痛みに対する治療しか出来ない、余命はわずか1、2ヶ月と告知。何度も何度も告知され、その度に身がよじれる思いだった。それも終わりでもう見送るしか残された道はないのだろうとその時考えたのが、2018年11月20日、緩和ケアへの移動した日、また思い出す嫁さんの笑顔。そんな時でも嫁さんは幸せをくれた。ありがとう。幸せでした。

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